05 工房・野楽ネットワーク 

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四季折々、自然から頂く色の妙を活かす技を次の世代に

工房・野楽ネットワーク

2011年 草木染講座から工房・野楽ネットワークが誕生

2011年結成の草木染研究室「工房・野楽ネットワーク」は、草木が醸し出す自然の色彩の魅力に惹かれ、10年目となりました。子どももおとなも誰でも楽しめるワークショップを心がけています。アートdeスクール「自然のめぐみをいかした草木染講座」は2019年に60回を超え、さらに回を重ねています。お互いに教えられたり教えたり、日常を離れたアートを楽しむ凝縮した時間を共有しています。草木染は、季節の移ろいと共に色や香りの変化を身近に印象的に感じさせるパワーを秘めています。その折々の色の妙は、飽きの来ない不思議な楽しみにつながり、生活の中に届けられる潤いは優しさや豊かさに満ちています。これらのことが、講座を長年続けられた要因の一つと思われます。授業に取り入れている小学校での玉ねぎの皮や藍の草木染は、子どもたちの手際よく温かい歓迎と目の輝きに、未知を体感させる大切さを感じました。保護者の思いが繋がった藍染のソーラン節用の法被60枚は、毎年運動会で受け継がれ披露されています。また、地域ケアプラザや地区センターからのワークショップの依頼等々があります。古代から脈々と受け継がれてきた草木染の歴史や魅力、作品創りの楽しさを次世代へ伝える役を担っています。

 
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2012年 染まっていくネ すてきな色に
 
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2017年 高校生も藍染めに夢中